【新唐人2014年8月22日】台湾行政院大陸委員会の前副主任委員、張顯耀(ちょう けんよう)氏が、国家機密漏えいの疑いで調査を受けています。台湾メディアによると、張氏は中共スパイの容疑がもたれていると伝えています。これを受け、張氏は21日、記者会見を開き、反論しました。
大陸委員会前副主任委員 張顯耀氏
「総統が事情を知らなくても、脅迫されたとしても、どうかお大事にしてください」
先日、行政院大陸委員会の副主任委員の職を解かれた張顯耀氏は21日、メディアの前で、中共スパイ容疑に対し、反論を行いました。
大陸委員会前副主任委員 張顯耀氏
「審査もなしに、徹底的な調査もなしに、一方的に発表し、レッテルを貼っています。もし本当であれば、中台間のルート、交流において、私だけが調査を受けるのはおかしい」
情報によると、調査当局は張氏が副主任委員を務めていた2年半の期間中、中国との交流名目で、業務上の機密事項を少なくとも5件、漏えいしています。しかし、張氏は否認しています。
大陸委員会前副主任委員 張顯耀氏
「これらの国家機密を今 私が言えば、それは『機密漏えい』です。調査当局が来る必要はありません。私のほうから行きますから」
台湾行政院報道官 孫立群氏
「張顯耀前副主任委員については、調査当局がすでに調査を展開しています」
中共スパイ容疑に対して、行政院はコメントを控えています。一方、調査当局は20日に正式に立件し、調査を始めました。近日中に張氏を呼び出して事情聴衆を行うと見られます。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/08/21/a1132112.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/水田 映像編集/李)